このほど、江蘇省科学技術庁は2025年度江蘇省モデルインキュベーターリストを発表し、全省で45機関が選ばれ、そのうち常州から5機関が選出された。これにより、常州市では合計8機関が江蘇省モデルインキュベーターに認定されることとなった。
今回選出された5つのモデルインキュベーターは以下の通り:常州人工知能及びスマート装備産業インキュベーター、大連理工大学江蘇スマート産業インキュベーター、常州三晶半導体産業インキュベーター、溧陽天目湖先進エネルギー蓄積技術インキュベーター、江蘇中国・イスラエル人工知能産業インキュベーター。
このうち、常州人工知能及びスマート装備産業インキュベーターは、人工知能やスマート装備などのコア分野に焦点を当て、「基礎研究—技術開発—コンセプト検証—小規模試験—中規模試験—産業化」という新たな科学技術成果転化パスを確立している。大連理工大学江蘇スマート産業インキュベーターはコンセプト検証とエンジニアリング技術を中核とし、8つのエンジニアリング技術センターを有し、2024年には地元企業と193件の技術契約を締結し、新たに13社の企業が入居した。常州三晶半導体産業インキュベーターは次世代半導体技術を特色とし、大学や研究機関、高水準の公共技術プラットフォームをイノベーションの中核として、「インキュベーター—アクセラレーター—産業パーク」という全チェーンのインキュベーションマトリックスを構築している。江蘇中国・イスラエル人工知能産業インキュベーターは、人工知能のコア分野に集中し、「分野+産業」「投資+インキュベーション」「プラットフォーム+サービス」などの多様化・全チェーン型インキュベーションモデルを積極的に模索・実践し、技術的に先進的で成長性の高い人工知能プラットフォームや企業を数多く育成している。
これ以前に、常州市では既に常州西夏墅工具産業創業サービスセンター、江南グラフェンハイテク創業サービスセンター、長江デルタ合成生物産業イノベーションパーク(南京師範大学常州革新発展創業センター)の3機関が江蘇省モデルインキュベーターに選定されていた。
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