このほど、総投資額50億元の星宇株式会社スマート自動車電子及びビジョンシステム産業センター暨び奔牛基地プロジェクトが正式に着工した。市委書記の王剑锋氏がプロジェクトの開始を宣言した。

　常州星宇車灯株式会社は長年にわたり、自動車用ライト、スマート自動車電子部品及び車両ビジョンシステムの研究開発、設計、製造、販売に専念しており、中国における主要な自動車用ライト総成メーカー及び設計ソリューションプロバイダーの一つである。同社は、シングルチャンピオンモデル企業、国家級企業技術センター、国家級工業デザインセンター、国家級スマート製造モデル工場、国家級グリーン工場、国家知的財産権モデル企業などの栄誉を次々と獲得している。

　今回新たに着工したスマート自動車電子及びビジョンシステム産業センタープロジェクトは、総投資額50億元を投じ、主要工場6棟を建設し、センターの総延床面積は約25万平方メートルに上る。完成後は、スマートライト総成の年間生産能力が1,000万個に達する見込み。このプロジェクトは、今後5～10年の工程及び生産能力計画の課題解決を重点的に図り、大規模な工程構造の構築、デジタル及びスマート生産水準の向上をさらに支援する。

　プロジェクト開始式典で、王剑锋氏は星宇株式会社の羅溪スマート製造産業パークの生産ラインを視察し、企業の技術革新や製品のバージョンアップなどの状況を詳しく聞いた。そして、企業が細分化市場での事業展開を継続し、科技革新による産業革新の促進、一意専心での市場シェア拡大、競争力のある高品質製品の提供を通じ、世界の競争における主導権を握ることに期待を寄せた。

　星宇車灯の周晓萍董事長は、企業は常に常州に根ざし、本社機能の配置を全面的に実施し、生産の自動化、スマート化、デジタル化能力の構築を一層強化し、革新発展を全力で推進し、新たな段階への飛躍を目指すと表明した。