このほど、江蘇省住宅・都市農村建設厅などの部門により、第八次「江蘇省伝統的村落」が認定・公表され、溧陽市戴埠鎮深溪岕村と金壇区朱林鎮三星村が選ばれた。
深溪岕村は、戴埠鎮横澗村に属する自然村である。深山に位置し、谷間に溪流が流れることから「深溪岕」の名が付けられた。現在、深溪岕村は田舎の原始的な趣を留めつつも、民宿、カフェ、美術館、自然教育基地などの文化観光業態を導入している。他に類を見ない山水の資源と充実した観光施設を強みに、人気の観光目的地となっている。
三星村内には、今から約6,500年~5,500年前の三星村遺跡が存在する。これは新石器時代の馬家浜文化から崧澤文化に属する遺跡であり、これまでに土器、玉器、石器、骨器など様々な貴重な文化財が4,000点余り出土している。2024年11月には三星村考古遺跡公園が着工し、今年には国家考古遺跡公園リストに選定された。
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