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5日に「立夏」 万物がすくすくと育つ季節に
 

 5日午後8時26分、二十四節気の7番目で、夏の1番目の節気となる「立夏」を迎える。気温が少しずつ高くなり、夏の気配が漂い始める時期となり、春に種を撒いた植物が成長し、万物がすくすくと育つ季節となるため、大地には活気が満ち溢れている。

 「立夏」は、食べ物がおいしい季節でもある。中国では、アズキ、大豆、クロマメ、エンドウ、リョクトウを使って「立夏飯」を作り、五穀豊穣を願う家庭も多い。

 常州では、甘いサクランボ、すっきりとした味わいのアオウメ、香りのよいチャンチンなどを食べる「見三新」という風習がある。爽やかな風の吹く午後に、それらを食べることで、旬を味わい尽くすという訳だ。

 そよ風が吹き、夏の気配が漂い始める「立夏」の頃になると、人々は活発に活動するようになり、生命のエネルギーを感じることができる。


 
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