2025年の春節連休期間、様々なイベントが開催され、常州の文化観光市場は大いに賑わった。連休中、市内の主要観光地、街区、農村観光地、文化施設などは累計で1,200万人以上の観光客を受け入れ、乙巳の年を「幸先良いスタート」で迎えた。常州の消費活力と文化的魅力は、CCTVをはじめとする国内外のメディアに注目された。

　天目湖山水園や南山竹海は、全国の観光客を対象に入場料無料の政策を実施し、「漁年を祝う」「新しい湯を浴びる」「福運に身を任せる」「国宝封神」などの文化的な饗宴で多くの観光客を惹きつけた。環球恐竜城では、「御火盛典」「火龍火虎」「飛天火壺」、打鉄花(花火)、ドローンショー、常州灯会など、一連の新春イベントが開催され、各地からの観光客を惹きつけた。茅山の麓にある福気の町である東方塩湖城は「山の中で新年を迎える」をテーマに、古今の無形文化遺産と伝統的な年越しの風習を融合させた不思議な旅を提供し、祈願式、無形文化遺産体験、廟会市、地元グルメ、年越しの演劇などが、訪れる観光客を濃厚な年越しの雰囲気に包み込んだ。環球アニメ嬉戲谷、キャンプ谷、孝道園は、一連のクリエイティブなイベントで、周辺の観光客の新たな「人気観光スポット」となった。淹城春秋楽園では、「文化の香りが濃く、活気に満ち、体験感が良い」文化と観光が融合した新たな光景が広がっている。

　「年越しの江南」「芸術展覧会」「国風の饗宴」……8日間の連休中、青果巷歴史文化街区ではイベントが絶え間なく開催された。天寧勝境では「乙巳新歳 勝境納福」の禅的な祈願と国風イベントが組み合わされ、新旧の観光客が祈願と新年を迎えるために訪れた。茅山森林世界は、雪の上の無形文化遺産中国年を目指し、「雪+」の特色あるIPを打ち出し、雪国列車、スキー、雪遊びなど、多くの雪関連プロジェクトで観光客の冬の情熱を解き放ち、「雪国の秘境」の楽しさを存分に味わってもらった。舜山小镇では、昼間の市場が賑わい、季子書院では評弾雅頌が盛んに行われ、夜には無形文化遺産「盒子灯」の初披露とともに、煌びやかな花火が小镇を彩った。

　また、連休期間中、常州博物館は約12万人の観客を受け入れ、前年比140％以上増加した。文創収入は102.2万元であり、前年比292％増加した。

　携程プラットフォームのデータによると、今年の春節期間中、常州のホテルの平均宿泊料金とチケット消費総額はともに全省で1位となり、文化観光消費の勢いが強いことが示された。省外からの観光客は60％以上を占め、35歳以下の観光客は50％以上を占め、若年層の傾向が顕著であった。