このほど、スペインApplus+高性能軽量材料検査センターのプロジェクトが正式に契約を結び、武進高新区への進出が決定した。潘冬鈴副市長がApplus+グループ中国総経理ジョセフ氏一行と会談した。
スペイン・バルセロナに本社を置くApplus+は、検査・試験・認証サービス分野の世界的リーダーであり、70ヶ国以上で事業を展開している。2007年に中国市場に進出し、2024年1月には武進高新区内の徳検江蘇検査技術有限公司を買収し、今回の検査サービス拡大の基盤を整えていた。
新プロジェクトは総投資額3,000万米ドルであり、園区内に高性能軽量材料の検査・試験ラボを建設し、主に新エネルギー、低空経済、ヒューマノイドロボット、航空分野向け軽量材料の試験・検査・認証業務を展開する。複合材料業界向けデータベースの構築も行う。フル稼働時の年間生産額は1億5,000万元を見込む。
常州市の急速な新エネルギー車産業発展が軽量部品企業の集積を促進し、地域の新材料分野における強固な産業基盤と相まって、Applus+の検査サービスに広大な応用空間を提供している。武進区はプロジェクト誘致後もビジネス環境の最適化を継続し、同社の市場拡大・成長を支援する行政サービスを提供し、双方の互恵的発展を推進する方針である。
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