11月10日、潘冬鈴副市長はベーカーヒューズグループのAravind Yarlagadda上級副総裁一行と会談し、政府と企業の連携強化や新プロジェクトの着実な推進などについて意見を交わした。
ベーカーヒューズは1907年にアメリカで創業した多国籍エネルギー技術企業であり、油田サービス・設備、工業・エネルギー技術の二つを中核事業とし、世界120か国以上で事業を展開している。2020年には武進国家高新区にあったゼネラル・エレクトリックのセンシング・アンド・インスペクション(常州)有限公司を買収し、ベーカーヒューズセンシング・アンド・インスペクション(常州)有限公司を設立し、2024年の売上高は3億元を超えた。
今年、同社は中国での事業展開を強化し、国際的にトップクラスのCordant振動監視システムプロジェクトを導入し、常州工場に工業用振動監視装置の生産ラインを新設した。同ブランドは国内関連市場の40%を占めており、製品は振動、変位、回転速度、圧力、トルク、エネルギーなど多様なパラメータを正確に測定できる。これまで生産ラインはアメリカネバダ州の工場にあった。
新プロジェクトは段階的に実施され、今年末から順次投資を増やし工場の賃貸面積を拡大し、フル生産時には年間2,000~3,000台の生産能力を見込み、アジア太平洋全域への供給を開始する。年間生産額は約10億米ドルに上る見込みである。
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