5月7日から8日にかけて、常州市党委書記の王剣鋒氏が代表団を率いて北京を訪れ、経済・貿易交流を展開した。代表団は大手中央企業、研究機関、イノベーション企業を相次いで訪問し、スマート製造、合成生物学、商業宇宙、自動運転、デジタル情報などの先端分野を中心に、プロジェクト連携の深化と協力領域の拡大を図った。これにより、「第15次五か年計画(2026〜2030年)」の順調なスタートに向けた基盤づくりが着実に進められている。
中国バイオテクノロジー発展センターでは、王剣鋒氏が張新民主任らと意見交換し、幅広いテーマについて協議を深めた。王剣鋒氏は、これまでの良好な協力関係を踏まえ、同センターには国家級プラットフォームとしての専門性を引き続き発揮し、地域の合成生物産業の発展ニーズに応じた先端技術の評価や技術コンサルティングを進めてほしいと期待を示した。また、人材育成、チーム形成、企業支援といった分野での連携を一層深め、産業チェーンの革新と高度化を力強く後押ししていくことを求めた。張新民主任は、同センターとして今後も常州との戦略的協力を一層深め、常州が合成生物産業のイノベーション拠点として発展していくことを引き続き支援していく考えを示した。
中国機械総院では、王剣鋒氏一行が同グループの党委書記・董事長である秦漢軍氏を表敬訪問した。王剣鋒氏は、「製造業は常州の強みであり、常州と中国機械総院との協力はこれまでに多くの成果を上げてきた」と述べた。「今後は双方の産業連携をさらに深め、スマート製造分野における“龍城実験室”の建設を力強く支援したい。また、ハイエンド数値制御工作機械や“産業の母機”となる工作機械の精度維持性などの重点分野で技術課題の突破を図り、研究開発・中試(試作・実証)・インキュベーションまでを一体化した産業エコシステムを共に構築していきたい」と述べた。秦漢軍氏は、近年における双方の協力成果を高く評価した上で、今後も科学技術成果の常州での実用化・事業化を積極的に後押しし、中央企業と地方政府が連携する新たな協力モデルの構築に向けて、引き続き連携していく考えを示した。
自動運転や商業宇宙といった新たな成長分野をめぐり、王剣鋒氏一行は主線科技(北京)股份有限公司、続いて楕円時空(北京)科技有限公司と相次いで意見交換を行った。主線科技は、中国国内の自動運転トラック分野を牽引する企業であり、鍾楼区と連携して若手起業家支援拠点「常州鍾楼青創英雄匯(北京センター)」を共同で設立したほか、「車・路・クラウド(雲)一体化」プロジェクトの推進にも協力している。王剣鋒氏は主線科技の張天雷董事長と会談し、協力プロジェクトの推進や、スマートネットワーク連携クラウドプラットフォーム、自動運転車両サービスなどの分野における連携強化について踏み込んだ意見交換を行った。双方は、スマート交通のモデルケースづくりに向けて協力を加速していく方針を共有した。楕円時空での会談では、王剣鋒氏が同社の張濤董事長と意見交換を行い、常州での事業展開を一層深め、プロジェクトの早期実現を加速するよう期待を示した。また、常州が商業宇宙分野の新たな成長領域を先取りできるよう、積極的な支援を要請した。
また、北京滞在中には、ティッセンクルップやOpenText(オープンテキスト)などの外資系企業も訪問し、交流を深めた。
|