北京時間12月15日早朝、バーレーンのマナマで開催された2024年世界ウエイトリフティング選手権大会の女子87kg級で、常州が育成して送り出した23歳の呉艶選手がスナッチ、クリーン＆ジャーク、トータルの3つの金メダルを獲得し、常州の31人目の世界チャンピオンとなった。

　2024年ウエイトリフティング世界選手権大会は北京時間12月7日に開幕し、中国ウエイトリフティングチームは出場枠20人で参加した。2人の世界選手権チャンピオンである廖桂芳選手と裴鑫依選手のほか、呉艶選手を含む他の18人の選手はすべて近年の国内大会で頭角を現したニューフェースである。

　女子87kg級では、呉艶選手が6回の試技にすべて成功し、スナッチ122kg、クリーン＆ジャーク150kg、合計272kgで3つの金メダルを獲得した。トータルスコアは準優勝より15キロ高く、自己ベストを更新した。

　2001年生まれの呉艶選手は、2013年2月に常州ウエイトリフティングチームに入り、2018年9月、第19回省大会に参加し、女子75kg級16-17歳の部で優勝し、省チームに入ることに成功し、2021年には国家チームに入った。

　2022年11月、呉艶選手は全国女子ウエイトリフティング選手権大会及び全国女子ウエイトリフティングチャンピン大会の81kg級で、3つの国家記録を更新し、3つの金メダルを獲得した。2023年4月、全国女子ウエイトリフティング選手権大会の81kg級で、再び金メダルを獲得し、スナッチの国家記録を更新した。

　2024年全国ウェイトリフティング選手権大会と第15回全国大会ウェイトリフティング競技予選大会で、呉艶選手は女子81kg級でスナッチ118kg、クリーン＆ジャーク140kg、トータル258kgの3つの金メダルを獲得した。

　ウェイトリフティングは従来常州の強い種目の一つであり、常州ウエイトリフティングチームは1956年に設立され、世界チャンピオンの宋志娟氏、世界ユースチャンピオンの劉冬萍氏、アジア選手権スナッチチャンピオンの庄功平氏、全国チャンピオンの陳好氏など数多くの優秀な選手を育成してきた。近年、チームは省大会、省選手権などの大会で好成績を収め、省の安定したトップである。