国家発展改革委はこのほど、「生態総合補償重点区域」実施方案を発表した。全国53の県（区）が対象リストに選ばれ、常州市武進区は常州市で唯一選定された区域となった。

　武進区は、長江デルタ生態グリーン一体化発展モデル区の協調区域としての重要な役割を担うとともに、太湖流域や長江経済ベルトにおける重要な生態的結節点でもある。近年、武進区は「生態湖畔区」の建設目標を掲げ、生態環境の管理と修復を継続的に推進し、区域の生態系の質と安定性を着実に向上させてきた。

　今後、武進区は国家・省・市の指導方針に沿い、実施方案の修正・改善を急ぎ、地域の特色を活かした生態総合補償の重点任務を明確化する。生態系サービスの機能向上を図り、経済社会の全面的なグリーン転型を全力で推進していく方針である。