常州市委書記の王剣鋒氏は7月4日、ウォルマート（中国）投資有限公司不動産部門上級副社長の張晋元氏一行と会見し、協力関係の一層の深化について意見を交わした。

　王書記は市委・市政府を代表し、張氏一行を歓迎し、常州市の経済社会発展状況を紹介した。王剣鋒書記は、「常州は長江デルタ地域の重要な中心都市であり、地理的優位性が顕著で消費市場も活発である。現在、市民の消費高度化ニーズに応え、都市のグレードアップを不断に推進し、新たな消費業態・シーン・モデルを創出している。消費の持続的な活性化、規模拡大、質的向上を図り、内需の潜在力を早期に解放し、高品質な発展を力強く支えている」と説明した。ウォルマート社は世界をリードするオムニチャネル小売企業であり、常州との協力基盤は固く、将来性がある。同社には、地元市場での深耕を継続し、プラットフォームやブランドの強みを十分に発揮し、小売モデルの更なる革新や高級業態への出店拡大を通じ、常州市民により多くの優良な消費供給を提供してほしい」と期待を表明した。「常州市は、高水準の対外開放拡大を揺るぎなく推進し、市場化・法制度化・国際化された一流のビジネス環境の積極的な構築に努め、企業の高品質な発展を力強く支援する」と述べた。

　張晋元氏は、「常州市は産業基盤が堅固で、消費市場が広大、経済の活力に満ちており、双方の協力の可能性は大きい」と評価した。「ウォルマートは常州の将来性を強く確信しており、投資・出店を一層拡大する。特に、会員制倉庫型店舗『サムズクラブ（Sam\'s Club）』の常州2号店の開設を加速させ、地方政府と手を携えて消費の質的向上と実体経済の発展を支援していく」と述べた。

　潘冬鈴副市長が会談に出席した。