2025年度「科学普及江蘇」プロジェクト立案件名リストがこのほど発表され、常州市から4つの優れた科学普及プロジェクトが選ばれ、資金助成を受けることになった。
「科学普及江蘇」プロジェクトは江蘇省科学技術協会が実施する重要な科学普及事業である。同プロジェクトは地域・産業・学問の特色を持つ専門的な科学普及施設を選定し、「新技術・新産業・新モデル」をテーマとした科学普及活動を支援する。今回常州市で選ばれた4プロジェクトは以下の通りである。
金壇区老年科技大学建設プロジェクト。高齢者の科学リテラシー向上に焦点を当て、8つの末端教育拠点を設置。華羅庚の精神を伝える講座やスマートデバイス活用講座などの特色あるカリキュラムを開講。「シルバー科技ボランティアチーム」を結成し、多様な授業設計と科学実践を通じて「ベテラン専門家が新しい科学普及を牽引」するモデルを推進。
溧陽市老年科技大学建設プロジェクト。重慶大学溧陽研究院などの科学技術資源を活用し、デジタルスキル・健康養生・先端科技体験などの講座を開講。「オンライン+オフライン」「理論+実践」の教育モデルを構築し、高齢者のデジタルデバイド解消を支援。
科学者精神継承講演会――重慶大学溧陽研究院「院士専門家末端科学普及行」。中国工程院院士の劉漢龍氏を中心に7名の専門家が学校や工業団地で量子力学・人工知能などをテーマに講演。「科学普及出発」科学キャンプを開催し、『スマートシティ科技応用』などの科学普及読物を制作。年間2000人をカバー予定。
「智遊龍城、科技同行」科学普及研学ルート。常州市のスマート製造・新エネルギー・歴史文化などの特色ある資源を融合させ、「科技+文化」をテーマに没入型科学教育シーンを構築。青少年の科学への興味喚起とイノベーション思考育成のための質の高い実践プラットフォームを提供する。
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