7月11日、常州富烯科技股份有限公司のグラフェン熱伝導シートプロジェクトが西太湖科技産業パークで起工式を開かれた。投資総額2.26億元、生産開始後、年間500万平方メートルのグラフェン熱伝導率シートを生産する予定だ。

　聞くところによると、常州富烯科技股份有限公司は常州第六元素材料科技股份有限公司、江蘇華威世紀電子集団有限公司が2014年12月に共同投資した企業で、この前ずっと江南グラフェン研究所で孵化、研究、開発をしていた。現在、企業が自主開発したグラフェン熱伝導シート製品はすでに特許権6件、実用新案権7件を獲得した。今回のプロジェクトは2016年に江蘇省科技成果転換専用資金プロジェクトに認定された。

　当プロジェクトが成功に実施されることは、わが国の放熱/電磁遮壁材料産業の技術レベルを全面的に向上させ、放熱/電磁遮壁領域のハイエード製品が国際市場競争力を増加させ、グラフェンの産業化並びに放熱/電磁遮壁材料産業の推進に対して重要な意義を持つといえる。