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第22回中国リモートセンシング大会が常州市で行われた
 

 第22回中国リモートセンシング大会が20-22日、常州市で行われた。20人以上の中国科学院・中国工程院院士及び外国籍院士が開幕式に出席した。中国全土のリモートセンシングテクノロジー界の2000人近くの専門家、学者、業界関係者が出席。大会では長江デルタリモートセンシングデータ共有協力協定が署名された。長江デルタは中国初の地域的リモートセンシングデータ開放・共有地域になった。

 同大会は、中国のリモートセンシングテクノロジー分野でレベルが最高で、規模と影響力が最大の全国的な業界サミットだ。出席者は会期中、中国のリモートセンシング理論、テクノロジー、プロジェクト、応用などの最新の成果を全面的に総括し、それについて交流した。第14次五カ年計画期間(2021-25年)と新たな段階におけるリモートセンシングの応用と産業発展のより良い推進、宇宙情報の総合的な効果の発揮、グローバルの変化への積極的な対応、地域的対応への正確な寄与、国民経済と社会発展をサポートする新たな原動力の提供について検討した。

 同大会では2022年度中国リモートセンシングの優秀成果、第1回高分解能応用地球観測技術イノベーションコンテスト、高分解能特定プロジェクト衛星応用優秀成果などの賞が授与された。国家リモートセンシングデータ応用サービスプラットフォーム(CPEOS)エコシステムの第1弾システムが初めて発表された。「中国リモートセンシング発展常州宣言」が発表された。その中で、リモートセンシング応用及び宇宙情報産業の発展を社会各界で共同で推進し、グローバルの変化と地域的対応により良く寄与することが提唱された。

 国家航天局チーフエンジニアで、国際宇宙航行アカデミー会員の李国平氏は、「中国の軌道上のリモートセンシング衛星はすでに200基を超えており、そして業務サービス能力が大幅に強化され、性能指標に大きな飛躍があった。今後はリモートセンシング応用サービスを強化し、リモートセンシング衛星の産業構造の最適化・高度化を促進し、良好な政策環境を構築し、商業宇宙飛行の発展を奨励し、国際交流・協力を深め、宇宙分野の人類運命共同体を構築する」と述べた。


 
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