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オール電化が低炭素農村観光を後押し
 

  常州市戴埠鎮の王家村にこのところ、多くの観光客が訪れている。同村は常州市が指定する低炭素農村モデル地区で、さまざまなエネルギー使用環境の整備を通じて農村観光のグリーン・低炭素発展を促進している。

  村内にはヒートポンプや分散型太陽光発電設備、エネルギー貯蔵システムなどを設置され、オール電化民宿やゼロ炭素カフェ、スマート街路灯など低炭素なエネルギ使用を実現している。

  送電大手の国家電網傘下で、同村のオール電化改造を手がけた国網常州供電によると、村全体では年間約3万キロワット時の節電が見込まれ、太陽光電力や蓄エネの導入により二酸化炭素(CO2)排出量も大幅に削減された。エネルギー消費量のリアルタイム監視や設備維持管理の自動化、スマート故障診断判断なども実現している。

  同村はオール電化民宿の年間売上高を200万元前後と見込む。農村観光の人気の高まりを受け、村全体の収入は毎年約30万元増加しており、大学生のUターン就職も増えている。

 
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