陳金虎氏は3月14日、韓国SKイノベーション（SK Innovation）の素材子会社であるSKアイイーテクノロジー（SKIET）のキム・チュルチョン（金喆重）総経理と会談した。

  陳金虎氏はキム総経理一行の来訪を歓迎し、常州の経済と社会発展に重要な貢献を果たしてきたSKIE社に感謝の意を表した。「常州は現在、第20回党大会（中国共産党第20回全国代表大会）と全国両会（全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会）の精神を全面的に実行し、質の高い発展という最重要任務をしっかりと把握し、製造業の高度化、スマート化、グリーン化発展を推進している。SKIET社が金壇区に投資・建設したリチウムイオンバッテリー用セパレータとセラミックスコーティング薄膜プロジェクトはいずれも生産を開始し、常州の新エネルギー中心都市づくりに新たなエネルギーを注入した。SKIET社が引き続き常州との協力提携を深め、より多くの優良プロジェクトを常州に導入することを希望する。常州は優れたビジネス環境を構築し続け、企業の革新の活力をさら引き出し、ともにより実り多い協力成果を創出する」と表明した。

  キム総経理はSKIET社の発展への常州側の力強い支援に感謝したうえで、「常州の優れたビジネス環境のおかげで、金壇区に投資・設立した愛思開電池材料科技（江蘇）有限公司は勢いよく発展している。現在、SKIET社は新事業を開拓し、新たな成長点を求めており、より多くの新モデル、新技術、新ソリューションを開発し、より多くの事業分野で常州との協力を深め、電気自動車関連業界に、そして二酸化炭素排出量ピークアウトとカーボンニュートラルという目標を達成するために貢献していく」と話した。

  SKIET社は2018年9月28日、常州に初の海外拠点を設け、バッテリー分離膜や コーティング膜の生産、販売を行っている。