1月31日、BYD常州工場で生産した新エネルギー自動車900台が通関許可を取得し、オランダへ輸出された。これは常州製造の新エネルギ完全車が正式に国際市場へ進出することを意味する。

　陳金虎書記は新エネルギー産業はすでに長周期、高成長の黄金時代に入った。常州は全力で長江デルタをリードし、全国に放射し、世界に影響力ある新エネルギー中心都市を築き上げ、新エネルギー産業を常州の優勢、特色とブランドを強化し続けると指摘した。

　新たに世界企業500社にランク入りしたBYD社は、2019年から2022年にかけて常州で3回ほど計200億元超の投資を行い、新エネルギー自動車産業チェーン関連プロジェクトを推し進めてきた。BYD常州工場第一期プロジェクトは華東地域の重要な新エネルギ自動車生産・研究開発拠点となり、昨年生産開始後、年間生産高が280億元を突破した。

　2023年、BYD常州工場第一期プロジェクトの年間生産能力は40万台に達し、生産高は600億元を超え、「ATTO 3」と「海豹（シール）」の2車種が含まれる。うち15万台は海外輸出用、今後、常州で製造されるBYD新エネルギー自動車は日本、タイ、オーストラリア、ブラジルなどにも輸出される計画だ。