盛蕾市長を団長とする常州経済貿易代表団は7月24日、深センに赴き、比亜迪（BYD）を訪問し、産業、金融、科学革新分野の協力強化を求めた。

　比亜迪は中国最大の新エネルギー車メーカーであり、バッテリー、エレクトロニクス、乗\用車、商用車、軌道交通など、数多の分野で重要な役割を果たしている。今年の上半期、比亜迪の新エネルギー車の販売台数は累計64万台を超えた。

　比亜迪常州工場は、常州国家国家高新区羅渓鎮に位置しており、総投資額は約100 億元で、「元 PLUS」と「Seal」2車種を製造している。フル稼働後、年間生産額は600億元を超え、華東地域における比亜迪の新エネルギー車の製造拠点を構築する見込みだ。

　盛蕾氏は、常州発展を支えている比亜迪に感謝した。「現在常州は『感染症の防止・抑制、経済と発展の安定化』という要求を徹底的に実施し、感染症対策と経済社会発展を両立。させる。今年の上半期、新型コロナウイルス感染症とサプライチェーンの断裂などがもたらした悪影響を克服し、常州の新エネルギー車産業クラスターの生産額は1100億元を超え、前年比で30%以上増加した。常州と比亜迪はともに新エネルギー産業をめぐるサーキットで、双方が産業のチャンスを捉え、全面的な戦略的パートナーシップを構築し、産業チェーン、イノベーションチェーン、人材チェーンのより深い融合を推進し、未来に向かい、加速度的な発展を求めることを期待する」と表示した。

　比亜迪の王伝福董事長兼総裁は、「国産自動車ブランドのアップグレードが自動車大国から自動車強国を達成する唯一の道だ。現在、比亜迪は革新駆動、グリーン開発のペースを加速させ、グリーン技術革新成果をより多くの消費者と共有して、二酸化炭素排出ピークアウトとカーボンニュートラルの目標達成を助力している。自動車産業チェーンとブランドの変革に向き合い、比亜迪は常州とより協力して常州拠点の拡大を加速し、先制のチャンスをつかむことが期待される」と述べた。